【石川県のコト】いざ、、一週間前にオープンした『谷口吉郎・吉生記念金沢建築館』へ!!

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金沢市出身の建築家である、谷口吉生が設計した、『谷口吉郎・吉生記念金沢建築館』が7月26日(金)にオープンしました。
近代建築を見るのが好きなので、オープン早々、行ってきました。









谷口吉郎・吉生について


谷口吉郎は石川県金沢市育ちの建築家で、建築界での数々の功績を認められて文化勲章を受章しました。
彼の作品は『東京国立近代美術館』や『東京国立近代美術館』、『藤村記念館』などが挙げられます。

いっぽうで、吉郎の息子である吉生はこの『谷口吉郎・吉生記念金沢建築館』を設計しました。彼は『金沢診断』という活動を提言し、金沢の歴史的建造物の保存と開発に尽力しました。





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『東京国立近代美術館』

出典:「東京国立近代美術館」



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『帝国劇場』

出典:「東京 街歩き 街で見かけた建築」帝国劇場/谷口吉郎



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『藤村記念館』

出典:「小諸市観光協会 - 藤村記念館」

いざ、『谷口吉郎・吉生記念金沢建築館』へ!


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少し遠めの駐車場に止めて散歩がてら、歩いて向かいます。



建築館には駐車場がありませんのでご注意ください。










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真夏の中、坂を上ってきました。
汗だくです。笑
景色がとてもきれいです。










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昔ながらの細い道をしばらく歩いていると……










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もう少し。










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到着しました!!!










建物概要・外観


【名称】:谷口吉郎・吉生記念金沢建築館
【敷地面積】:2,034㎡
【建築面積】:836㎡
【延床面積】:1,476㎡
【構造】:地上2階 地下1階
【設計】: 谷口建築設計事務所

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『外観』

外観は、石で覆われた閉鎖的なファサードと、ロビーをガラス張りにした開放的なファサードがうまくマッチしています。
鉄筋コンクリート造でありながらも、すだれや庇といった日本建築の要素も取り入れています。









ロビー・企画展示室


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『ロビー』

内観は、博物館や美術館の重々しい・平面的なイメージが払拭されており、スキップフロアで開放的な、気軽に入りやすい建物となっています。
壁は白の漆喰で、開口や中庭を取り入れ、全体的に明るい空間に仕上げていました。



写真左側が展示室・ホールとなっています。










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『ホール』

地下は『企画展示室』。二階は『常設展示室』となっています。










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『企画展示室』

企画展示室なので展示物は定期的に変わります。
私が訪れたときは開館記念特別展として、先ほどご紹介した『東京国立近代美術館』、『帝国劇場』、『藤村記念館』といった、谷口吉郎が手掛けた図面や模型などが展示されていました。



企画展示室は撮影禁止なので、今回は常設展示室メインでご紹介します。









常設展示室


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『常設展示室』

常設展示室は迎賓館赤坂離宮の和風別館『遊心亭』の広間と茶室を再現しています。










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『遊心亭』

遊心亭は洋式の構造に対して、日本建築の美的特性を外国人に紹介することを目的として、谷口吉郎が設計しました。

出典:「知とモノへの雑感ブログ」迎賓館・和風別館ガイドツアー 建築家・谷口吉郎氏を知る

この建物の内部をどう再現しているのでしょうか……










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この障子の自動ドアを開けるとびっくりする光景が待っています。











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この入口から向こうは別世界です!!








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『常設展示室・遊心亭の広間再現』

いざ!内部へ!

先程の展示室とはまるで違います。鉄筋コンクリート造とは思えないくらいに。
この建築館の一番のスポットとなっいます。

新しい畳の香りがしました。










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59畳あります。化粧柱やじゅらくの壁までディテールにこだわりを感じます。










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床柱や装飾品も立派です。










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真夏日に涼しさを与えてれた水庭は、周りの住宅街をみせない借景になっており、水面に映る木々はとても綺麗でした。










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水庭の隣には茶室があります。










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『常設展示室・遊心亭の茶室再現』

茶室は能舞台のように、椅子に座って『てまえ』を鑑賞できるつくりになっています。
勾配になった天井も独特です。










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ここから先は再び白い漆喰空間へ戻ります。










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階段を降りて出口がある一階へ。









カフェ・ミュージアムショップ


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『カフェ』

なんと一階にはカフェがあります。



おじいさん同士が常設展示室の感想を語り合っていました。










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『ミュージアムショップ』

正直ここが一番驚きました。 笑
どれも奇抜なデザインばかりで用途もよくわからないものが多く、『何に使うんだ……。でも、どこかに飾っておきたいな』といったような変わったお土産が多かったです。










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私が本気で買うか迷ったものがコチラ。
さまざまな素材がキューブ状になっているオブジェ?です。



なんだか分からないけど、たまらなく欲しくなりました。笑










建築に興味ない方でも、遊心亭の展示室やミュージアムショップで心奪われる人も多いと思います。
金沢へ旅行に来た際に是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。





【開館時間】:9:30 から17:00
【観覧料金】:300円・65歳以上は200円・高校生以下は無料
【休館日】:月曜日
【アクセス】:金沢駅からタクシー約15分・最寄りバス停は『広小路』
【その他】駐車場はないので公共交通機関の利用がオススメ