【建物】二階にトイレはお金がかかる?

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家づくりにあたって、必ず議題に挙がるのが『2階にトイレが必要か』についてです。
2階にトイレがあると、『グレードが高い家』のステータスになる一方、『本当に必要なのかな』と疑問に思う人もいるでしょう。



ちなみに私は二階に設けませんでした。



今回は、二階にトイレがある場合のメリット・デメリットや、私が二階に設けなかった理由などをご紹介します。




メリット

朝のトイレ待ちがなくなる


朝のドタバタはいわばトイレの争奪戦です。そんな中、使用後すぐに入るのも少し抵抗があります。
トイレが二つあるとそれが解消され、ゆとりをもって用を足すとができます。




わざわざ一階に降りなくてもOK


国民生活センターのまとめによると、1992年8月~2000年3月までに発生した家庭内事故は『階段』が毎年1位となっています。
例えば、夜中に用を足したくなった時、暗闇の中、寝ぼけて階段を降りるのは大変危険です。
したがって、階段事故を軽減する面においては二階にトイレがあることは有効的です。




故障しても慌てず対応できる


例えば、2階のトイレの水が流れなくなった場合、業者を呼んで修理してもらっている間は一階のトイレが使えるので、公園で用を足したり、簡易トイレを購入する必要がありません。




デメリット

お金がかかる


詳細は後ほどご説明しますが、一階に設置するよりも大幅にコストがかかります。




水を流す音が気になる


多少なりとも排水音が聞こえるので、一階にいる人が不快に感じたり、「今トイレに入っているな」と感づかれてしまいます。




故障した場合のリスク


一階に設置するよりも故障する割合が多く、修理費が30万円以上かかってしまう場合もあります。




二階にトイレを設置する際の注意点

建具は開き戸がベスト


開閉スペースを取らない引き戸は、比較的狭い廊下が多い二階に適しています。

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設計上、戸袋のスペースを確保できない……



そういった場合は例えば、トイレの面積が広い場合は内開きに。廊下の幅員が広い場合は外開きを選択するなど、それぞれの平面計画に基づいた建具を選択しましょう。




排水経路の確認

外壁に排水管を露出させたくはないですよね。



露出配管は手抜き工事でも違法建築でもない為、施主が提案しないと勝手に露出されてしまうケースが多々あります。
いっぽうで、配管経路が階段と近いほど、階段内の吹抜が反響音となって排水音が響く恐れがあります。
以上のことから、事前に現場監督やコーディネーターに配管経路の確認をしておきましょう。

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出展: 「川口の水道工事店 鈴木水道」 トイレの配管を改善

階段の近くに設置しない


階段近くにトイレの出入口があると、夜中に誤って踏み外してしまう恐れがあります。
どうしても階段近辺に計画したい場合は、手摺りを高くしたり、階段室に建具を設けるなどの対策が必要です。




私が二階にトイレを設けなかった理由


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会話が溢れるオープンな暮らしに憧れて


家族みんなで過ごしたいという想いがあり、できる限り生活空間を一階(リビング)に集約させる平面計画を提案しました。




私がトイレ掃除担当なので……

几帳面な性格なので、トイレ掃除にかなりの時間を要しています。



トイレ掃除に関してはコチラ↓↓





その時間が倍に増えるのは抵抗がありました。笑




大家族でない


4人家族なのでそこまでトイレが混むことはないだろうと予想できました。








かかる費用


▪︎トイレの本体:15万円ほど
▪︎トイレの工事費:10万円ほど
▪︎壁材や床材の仕上げ:10万円ほど
▪︎照明の取り付け:5万円ほど
▪︎電気配線工事:5万円ほど
▪︎給排水管工事:5万円ほど


ザっと見積もりましたが、30〜50万程度の予算が必要です。





このお金があれば、家電や家具を新調することもできますね。………悩みどころです。笑




まとめ


二階にトイレは……



・開き戸を採用すべし

・あらかじめ配管経路を確認しておく

・コミュニケーションが薄れる恐れがある

・30〜50万円程度の予算が必要





工務店に細かい予算を事前に聞いた上でご検討してみてください。