【web内覧会】キッチンに窓は必要?

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家づくりのなかで大工さんの意見は大変参考になります。
マイホームの下地材施工中に大工さんが一言、「これはキッチンが暗くなるぞ。」とおっしゃいました。
確かに、私自身も「他の部屋よりも日差しが入ってこないな……。」と気になっていましたが、これ以上の追加は予算オーバーで、急なプラン変更の融通が利かない状態だった為、そのまま窓を設けずに仕上げて頂きました。

引き渡しが完了して実際に暮らしてみると、案の定、朝・昼に照明がかかせないほどキッチンが暗くなってしまい、「無理を言ってでもプランを変更すれば良かった。」と後悔しています。

したがって、今回はキッチン窓の必要性ついて、マイホームの失敗談を交えながら説明したいと思います。




キッチン窓のメリット

換気のため


最も大きなメリットです。
どんな料理も臭いがこもります。魚の生臭さや油の臭いなどは換気扇と窓の自然換気を併用する方が効果的です。
いっぽうで、夏場の冷房はキッチンまで届きにくいので、外の風を取り込める窓は熱中症対策にもなります。




日光を取り入れられる


電気代の節約はもちろん、外からの光を取り組むことで食材の見栄えが良くなり、キッチン用品も扱いやすくなります。




キッチンを広くみせる


窓がないと閉鎖感が生まれ狭く感じます。窓は部屋を広く開放的に見せる役割も担っています。





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キッチンの窓からしか見えない景色なんかがあると料理も楽しくなるでしょう。
窓枠に小物なんかを飾るとカワイイ空間に仕上がります。




キッチン窓のデメリット

費用がかかる


本体、取り付け、養生等全て含めて10~20万円前後かかります。
リビングや個室の窓にこだわったあげく予算オーバーになり、キッチン窓を取り付けられないケースも少なくありません。




コバエがたかる


夏場につい窓を開けっぱなしにしたまま放っておくと、気づいたらコバエがわんさか……なんてことが起きやすいです。
食べ残しや食べた後の皿を置きっぱなししておくと、匂いが浸透し、コバエが引き寄せられてきます。




食材が傷みやすい


基本的に食べ物は直射日光を嫌います。
強い日差しが直接当たる場合は、ブラインドを設けるなどの対策も必要になります。




結露しやすい


室内の温度調整が難しい場所なので結露しやすいです。
こまめにメンテナンス・掃除しておかないと、あっという間にカビが発生します。




キッチンに適した窓の配置


窓の配置する上での注意点です。

プライバシーを確保しているか


外部からの視線が少ない方面にリビングを設計すると、どうしても道路や人通りが多いに方面にキッチンを計画せざるおえないケースがあります。
したがって、人目を避けるために、目線の高さより上に配置したり、すりガラスなどを用いて対策します。




窓の開口は小さめに


窓が大きいほど収納スペースが限られてしまいます。先ほど挙げた、プライバシーを確保する為にも開口寸法が小さい窓を採用しましょう。


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カウンターや棚の高さに気をつける


吊戸棚やカウンターとの干渉を避けて配置します。
例えば、吊り戸棚の底面スレスレに窓の高さを調整することで、キッチンがスッキリ・オシャレな見栄えになります。




キッチンに窓がない場合


私の家のように、キッチンに窓がない場合の対処法です。





換気ファンの購入


臭いがこもりがちで、換気扇だけでは効果が薄いと感じる人は、換気ファンの購入をオススメします。換気経路を計画できれば、自然換気よりも効果大です。





壁紙やキッチン用品を白で統一


白色は膨張色なので、空間を明るく・広く見せることができます。
窓がない閉鎖感は「色の選択」を工夫してみましょう。




我が家のキッチン


実際のキッチンはこのような感じです。

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写真でも暗さが分かると思います。
毎朝カーテンを開くと同時に照明を点けるのが習慣づきました。笑





内部の様子です。
暗くて作業できません。……

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改善策


急なプラン変更ができない状態だったので、キッチン窓の導入は諦め、その他の対処で改善しました。




笠木上の照明増設


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笠木上の照明を増設して頂きました。結果的にアンティーク照明を飾ることができました。




ニッチ窓の造作


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大工さんにお願いして、玄関からの陽の光を取り入れられるように、ニッチの小窓をつくってもらいました。
家に帰ってきたのをキッチンから確認できるので、設けて良かったです。





この失敗談を経て伝えたいことは、キッチンに窓は絶対必要だということです。
もちろんデメリットはありますが、それ以上にメリットのほうが大きいので……



・第一にキッチンの窓を計画する。

・難しい場合は照明、膨張色を駆使して部屋を開放的に明るくみせる



ことを優先して工務店に依頼してみてはいかがでしょうか。