【土地探し】条件付きの土地とは

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少しややこしい話になりますが、土地には様々な条件が付いてくる場合があります。それらの条件が付いてくると、土地価格を安く購入できます。また、土地が安くても選ばないほうが良いケースもあります。
これから、建築条件付きの土地、建売住宅、定期借地権付きの土地、抵当権付きの土地について解説していきますので、土地に対するコストをおさえたい人は検討してみてください。

建築条件付きの土地

限られた期間中に指定された工務店で建てることを条件にして、土地を安く売ることを建築条件付の土地といいます。
もちろん、建てる家の外観や間取りは自由設計が可能で、家族構成やライフスタイルにあった家づくりができます。

デメリットとしては、お気に入りの工務店、設計士を選ぶことができない。また、内装材や外装材についても、限られた選択肢のなかから、着せ替え人形のように家をデザインしていく場合が多いです。したがって、完全な自由設計ではありません。もちろん、「バルコニーがほしい」、「和室がほしい」、「収納を多くしたい」、「リビングを広くしたい」、「シューズクロークがほしい」といった要望には応えてくれるでしょう。

さらに注意すべき点が、工務店やハウスメーカーは、条件付きの土地に建てる家の工期を短くスケジュールしたり、物件に関わる担当者が少ない場合があります。その為、気持ちが自然とあせってしまう。「理想の家」を検討する時間が足りないといったケースにもなりかねません。




建売住宅

建売住宅とは、建物が建てられた土地を売る完成売りと、更地または、基礎部分だけが完成している状態で契約締結後に建築開始する青田売りがあります。建築条件付きの土地と似ているようで、少し違いますね。

一番のメリットは、家づくりにかかる費用をおさえることができます。なぜなら、建売住宅は設計や設備の面において、仕様が統一化されており、工務店やハウスメーカーはまとめて内装材や外装材、設備を発注して、コストを削減しているからです。
いっぽうで、自分の要望にあった家を建てられないという大きなデメリットもあります。

建築条件付きの土地と同様に、建売住宅の工期が短く、家づくりに関わる担当者も少ないです。コンスタントに作業が進むので、家づくりにこだわりたい人は避けましょう。






定期借地権付きの土地

借地権とは、他人から土地を借りる権利のことです。例えば、60年後に土地を返す条件として地主から土地を借ります。60年が経過したら更地にして返さなければなりません。また、土地を借るので、地主に毎月賃料を払う必要があり、さらには住宅ローンの審査時にひっかかる場合があります。

デメリットしかないような……

もちろんメリットもあり、土地価格が安く地盤改良費がかかりません。初期費用がどうしても無い人は、検討してみても良いかと思います。また、固定資産税がかからないといったメリットもあります。買った土地を、世代にわたって受け継ぐ人は避けるべきですし、逆に、財産を残さなくても気にしない人は定期借地権付きの土地でもかまわないかと。




抵当権付きの土地

抵当権とは、土地に設定された担保のことです。
例えば、住宅ローンで土地と建物を購入します。金融機関は返済できない場合を恐れて土地や建物に抵当権(担保)を設定します。もし、夜逃げでローンの返済ができなくなった場合、金融機関は抵当権が設定されている土地や建物を競売にかけることができことができます。(抵当権の実行)

つまり、抵当権付きの土地は、第三者(抵当権設定者)がローンを返済している土地ということです。競売されてしまう可能性がある土地に家を建てたくはないですよね。

対処法としては、売買契約前に第三者(抵当権設定者)が金融機関(抵当権者)に、にいつまでに、どのようにしてローンを返済するのかを確認しましょう。抵当権付きの土地は不安が付きまとうので、土地価格が安くても私はオススメしません。



まとめ

・建築条件付きの土地は、指定された工務店で建てることを条件に土地を安く購入できる。そのかわり、完全な自由設計ではない。(バルコニーがほしい、和室がほしい、収納を多くしたい、リビングを広くしたい、シューズクロークがほしいなどの要望は応えてくれる。)

・建売住宅は、建物が建てられた土地を売る『完成売り』と、契約締結後に建築開始する『青田売り』がある。自分の要望にあった家を建てられないが、家づくりの予算をおさえることができる。

・定期借地権付きの土地は、安く土地を購入できるが、将来、更地にして地主に土地を返さなければならない。財産を残さなくても気にしない人にオススメ。

・抵当権付きの土地は、第三者がローンを返済している土地。将来、競売されてしまう恐れがあるので、土地が安くても避けるべき。