【土地 基本編】用途地域との関係

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今回も少し複雑です。

都市計画で、市街化区域に当てはまった人が対象です。



土地(地域)には

閑静な住宅街が軒を連ねていたり………

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賑やかしい商業施設が乱雑に顔を覗かせていたり………

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騒音、異臭がする工業地域などがあります。

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例えば空き家だった隣に工場が建てられたら、深夜まで営業している居酒屋が建てられたら、ゴミの埋め立て地になったら……たまったもんじゃ無いですよね。笑

その対策のひとつが用途地域です。

用途地域とは住居系、商業系、工業系に区別され、その地域では建てることができない、その地域にしか建てられない建物が定められています。

表を見てみましょう。


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出典:「土地活用ネット」
用途地域、建ぺい率と容積率


たくさんあってわかりづらいですよね……

関係が深い住居系に焦点をあててみます。

住居系の用途地域は一番上から、第1層低層住居専用地域⇒ 第二種低層住居専用地域⇒ 第一種中高層住居専用地域⇒ 第二種中高層住居専用地域⇒第一種住居地域⇒第二種住居地域⇒準住居専用地域まで7種類あります。

長い名前がつらつらありますが、これらは上に行くほど閑静な住宅街に近づきます。

したがって、第1層低層住居専用地域が最も住環境が良いエリアになります。

そのかわり、建ぺい率、容積率の条件が厳しいことが表を見てわかります。

その他にも、建物の高さが決まっていたり、道路、日照の制限があります。

【住みやすい環境に家を建てたいなら、相応の条件をクリアしなければならない。】

ということです。

蛇足ですが、用途地域は2級建築士の学科(法規)で必ず出題される範囲なので、将来受ける予定がある人は、表を丸暗記しましょう。笑





今回は住居系の用途地域を解説しましたが商業系、工業系でも家が建てられます。

商業系、工業系は建物の高さ、道路、日照の条件が厳しくない為、

そういった場所に、あえて家を建てるケースもたくさんあります。

中でも準工業地域は危険性の低い、小さい貯蔵庫や工場しか建設できない。

さらに病院や小学校、中学校も建設可能なので、意外ですが住宅が多い地域のひとつです。

準工業地域で家を建てるときは、工場が立つ地域に家を建てることになるので、

【土地 基本編】①土地探しの条件を参考に、周辺環境の分析が必須になってきます。



土地がどの用途地域に属するかはネットで簡単に検索できます。

URLを貼らせて頂きますので、今住んでいる土地を調べてみるのもおもしろいです。

出典:「用途地域マップ」
全国市町村ごとに住居地域,商業地域,工業地域を表示します。